論点の〝すり替え〟に注意。「尾行・盗聴・盗撮」問題の本質は、教えの「変質」にあり

論点の〝すり替え〟に注意。「尾行・盗聴・盗撮」問題の本質は、教えの「変質」にあり

 昨年(※平成29年)より、白澤、川谷両役員、教区長および前教区長、一部の教区長代行らが、小林理事長および執行部を非難する文書を次々と出しています。

 これらの多くの文書には、「教主様への『尾行・盗聴・盗撮』を容認している小林理事長」という主旨の文言が何度も盛り込まれ、意図的に小林理事長や執行部が「尾行・盗聴・盗撮」という行為に結び付けられています。

 彼らが繰り返している小林理事長および執行部への印象操作の背後には、大問題を覆い隠すという、論点の〝すり替え〟があります。

 大問題とは、教主様が長年に渡って本教とは別の教えを学び続け、それを信徒に伝えてこられたのではないかということです(特報111号8ページ参照)。

 このことは世界救世教の存続に関わる重大な問題です。最高神の垂訓である明主様の御教えが軽視され、出どころの不明確な教えが教主様から発せられ、「全く新しい」教義として据えられている疑いがあるのです。

 例えば、教主様作成の「世界救世教とは」の文章では、教団の目的が、「人類救済・地上天国建設」から「メシヤとして新しく生まれること」とされました。教主様の意を受けた真明氏は、専従者との懇談会において、〝浄霊は二の問題である〟とか、〝利他愛や徳積みなどは古い〟という主旨の発言を繰り返しています。

 もちろん教主様の行動を内偵することは望ましいことではありません。しかしながら、そのような行為にまで及ばざるをえなかったのは、明主様の御教え、教義に関する根幹的な問題について検証することが重要になってきたからです。

 この問題は、包括役員会において審議され、教主様にも一つ一つ真意をお尋ねした上で、結論を導き出されなければなりません。 明主様の御心に叶った活動が再び許されるよう、皆様のご理解とご協力をいただけますことをお願い申し上げます。