「JAPANミチナリ イエスキリスト教会 父の家」からホーリーネームをもらっていた岡田陽一氏父子
- 2018.10.16
- 岡田陽一氏の異教化
陽一氏のメールに驚愕の事実
岡田陽一氏は宗家会議(宗家、相談役、役員会)の決定によって平成十年に教主に推戴されました。 しかし平成三十年六月二十二日、世界救世教役員会は岡田陽一氏の反明主様的な行動(平成二十五年三代様、渡辺前理事長逝去後、自分の考えを先鋭化、教義を否定、教団人事に介入、職員へのパワハラ、離脱教団の行事に出席するなど)の責任を同氏に問い、推戴の取り消しを行いました。 その後、陽一氏が公務で使用していたメールデータが見つかり、その中に驚くべき内容が隠されていたのです。その一つは平成十七年当時、オーストラリアに留学していた陽一氏の次男真明氏とのメールのやりとりです。信徒への背任は十五年以上も前から
このメールから分かった主な内容は、- 陽一氏が、他宗教グループにおいて、「任職あるもの」として活動していること
- 陽一氏、真明氏が、ホーリーネームを授けられていること
- 陽一氏らがグループの人物から教えを学び、救世教の祭典などで伝えてきたこと
※世界救世教いづのめ教団は、如何なる宗教団体に対しても、日本国憲法のもと公序良俗に反しない活動を行っている限り、その主体性を尊重するものです。当然のことながら、「JAPANミチナリ イエスキリスト教会 父の家」も、尊重に値すると受け止めています。
しかし教主であった岡田陽一氏と子息の真明氏は、それぞれの立場を利用して、明主様の思想に基づいているかのように見せかけて、その実は、特異なキリスト教的思想により教団を換骨奪胎し、教化しようとしていたことがわかります。
二人やまゆみ夫人は、「儀礼や説教の場」である「聖会」でM氏という人物から教えを受けていました。そこで伝えられたことは「始まりの天国に立ち返る」「吐く息、吸う息の還流」「最後の審判は終了」「ピリオドを打つ」などといった内容です。
陽一氏は、祭典の「お言葉」でこれらを全信徒に伝え続けてきました。多くのいづのめ教団の信徒は、陽一氏が明主様から賜ったメッセージであると受け止め、「お言葉は難しい」「意味が分からない」と言いながらも、〝これが明主様に求めるあり方だ〟と信じ、「お言葉」の学びと実践を続けてきたのです。
実際の指導体制
信徒大会の色紙の恐怖メッセージ
平成二十六~二十八年にかけて陽一氏が、夫人、真明氏を伴い、全国の信徒に会い、教導を行う信徒大会が教区ごとに開催されました。 これに先立つ平成二十四年、渡辺前理事長は陽一氏の言動に苦悩していました。「お言葉」が明主様の御教えからどんどん離れていること、機関誌やビデオなどの内容の変更指示、「あなたたちは教主中心なのでしょう」と自らの意向に従うべきと迫る、有無を言わせない態度に、ほとほと困り果てていました。陽一氏を立てながらも教団の行く末に危機感を抱いていたのです。 陽一氏を前面に押し出して信徒を喜ばせてきた教区長たちは「早くわが教区でも信徒大会を開いてほしい」と渡辺理事長に懇願し続けていました。 渡辺理事長は「発展が許されたところから教主様に行っていただこう」と歯止めをかけようとしましたが、陽一氏は「それなら私が行く意味がないじゃないですか。私が行くから発展するんです」と渡辺理事長の発言を押し切り、全国で信徒大会が行われました。 陽一氏は各教区ごとに異なる漢字一文字の、自分の書いた色紙を授けました。当時の教区長たちはありがたがって色紙を拝受し、歓喜の表情を浮かべました。 しかし、この文字には恐るべきメッセージが隠されていたのです。
東日本教区信徒大会中、岡田陽一氏が各教区に下付した色紙を紹介している様子( 平成28 年11 月11 日撮影、於:大宮教会) 下付された逆の順番に文字をならべると「結実息道成」となり、キリスト教的色彩の極めて濃い指導内容が結実するという意図が五枚の色紙に込められていると考えられます(「岡田陽一氏の色紙が意味するもの」参照)。
下付された順を逆に読むと
「息」
聖書によれば、「主なる神は、土(アダマ)の塵で人(アダム)を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった」と記されている。
「道成」
中国語の「道成肉身」は、英語では「Incarnation」、日本語では「受肉」を意味する。これは、神の子たるキリストが、人類の救済のためにイエスという人の肉体をまとって出現したとするキリスト教の根本教義で、「ヨハネによる福音書」1章1節「初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった」、同14節「そして言は肉体となり、わたしたちのうちに宿った」に由来する。
陽一氏の言動はさらに先鋭化し、全国での信徒大会が終了した三か月後、立春祭の爆弾発言として信徒の目にも触れることになるのです。