Q&A 「なぜお言葉の学びを一時休止したのか」
- 2017.12.19
- いづのめニュースレター
Q 教主様のお言葉の学びを一時中止する旨が本部内で伝えられたと聞きました。どのような理由でしょうか?
A 総本部の一部の部署では、毎朝拝後に部署のミーティングや7時の朝拝でお言葉等を拝読していました。
しかし世界救世教いづのめ教団理事会は、「11月1日付『特報』にてお知らせしたとおり、教主様のお言葉に含まれる教義上の疑問と思われる点を確認しなくてはならないと判断しています」との見解を示しています。
世界救世教教規には、「教義」について、次のように定められています。
「世界救世教の教義は、世界救世教の原典及び教典による。」(第1章第4条)
「原典は、教祖の示した教えをいい、教典は、原典に基づき世界救世教で編纂した教えをいう。」(第1章第4条2)
また「教主」については、以下の記述があります。
「教主は、教祖の聖業を継承し、教義に基づき世界救世教を統一する」(第1章第5条)
「教主は、教義、祭儀及び聖地建設の大綱を定める」(第2章第9条)
すなわち、教義や、教義の大綱は、世界救世教の原典および教典に基づいたものでなければならないということであり、教主様といえどもその範疇を超えた大綱を定めることはできないのです。
それらを踏まえ、いづのめ教団では「教義上の疑問と思われる点」について、包括法人世界救世教理事会において、教主様のご真意をお伺いしながら慎重に審議し、誰にでも納得できる形として結論を導き出していかなくてはならないと考えています。
この結論が導き出されるまでの間は、総本部の各部署における教主様お言葉及び真明様ご発言にもとづく資料等の活用はしばらく控えさせていただくことが決定されました(個人の取り組みとしてお言葉等を読むことを禁止するものではありません)。
明主様はご自身で書かれた数多くの御教えについて、「寸毫の誤りはない」と述べられました。私たちは、御教えを学び、浄霊をはじめとする救いの業の実践を重ねる中で、数え切れない多くの御守護をいただいてまいりました。その喜びの輪は今もなお、世界中に広がっているのです。
御教えは、明主様の仰るように「世界の宝典として子々孫々に伝えらるべきもの」です。そのことを改めて胸に刻み、拝読をさせていただきましょう。
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