信徒の皆様へ

信徒の皆様へ

 二月四日の立春祭の御祭りの折に、教主様から別紙のとおり、いづのめ教団執行部に対しまして大変厳しいお言葉をいただきました。MOA美術館リニューアルオープンの日に執り行われる華やかな立春の御祭りを楽しみに参拝に臨まれた皆様、今年最初の教主様お出ましを心待ちにされた皆様、また、お友達を明主様におつなげしたいとご案内された皆様は、突然のお言葉に、何事かと戸惑い、落胆し、悲しみをも抱かれたのではないでしょうか。
 教主様がこのようにお言葉を述べられるに至る状況を作り出してしまったこと、そして信徒の皆様に衝撃と深いご心痛を抱かしめたことの責任は、ひとえにいづのめ教団執行部にあります。大神様、明主様、教主様、そしていづのめ教団につながる全世界の信徒の皆様に心よりお詫び申し上げます。
 いづのめ教団執行部は、明主様の御教えに導かれながら、ご神意に適った「教主中心の神業体制の確立」を目指して歩んでまいりました。そして、この基本理念は今後も堅持してまいります。
 しかしながら、このたびの教主様のお言葉により、いづのめ教団執行部の「教主中心の神業体制の確立」の営みが、いまだ不充分であったことを理解し、深く反省するに至りました。
 これを機に、教主様の願い、明主様の御心に適うべく努力精進するとともに、教主様からの信頼回復に向け最善を尽くしてまいります。そして、明主様のご聖業である人類救済、地上天国建設の成就に一歩でも近づけるよう、「客観性」「透明性」「公平性」を重んじ、真実を共有し、教主様のもとに信徒と専従者が一体となった明るく開かれた教団へと大きく前進し、社会的、道義的、宗教的責任を果たしうる組織づくりへの歩みを、皆様とともに進めてまいります。
 信徒の皆様におかれましては、教団執行部に対し、何卒、忌憚のないご意見を賜り、ご協力くださいますよう、切にお願い申し上げます。

平成二十九年二月十日

世界救世教いづのめ教団

理事長
小林 昌義

理 事
前田 正樹
白澤 道夫
川谷 豊
橘 桂司
榊原 郁夫

相談役
中居 林
神山 征治
篠田 節典

宗務役員
榊原 光一
大野 啓三
古津 照也
藤本 晴光
髙原 正勝